柚の樹と螢
柚の樹と螢
pixivに載せていた嘘/喰/い同人二次創作作品置き場
不定期に増えます
よくツイッターで呟いていた妄想を書いております
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貘創おもしろそうだなぁ、ってことで書いてみましたが短いです。
本当はもっと貘さんが冷たい感じに書きたかったのですが、上手くいかなかったのでリベンジを後程したいかと。
そして最近お屋形様が賭郎サイドの人じゃないと報われない感じに書いてしまう病に発症しているようです。
でも私、お屋形様のこと結構好きですよ……うん
本当はもっと貘さんが冷たい感じに書きたかったのですが、上手くいかなかったのでリベンジを後程したいかと。
そして最近お屋形様が賭郎サイドの人じゃないと報われない感じに書いてしまう病に発症しているようです。
でも私、お屋形様のこと結構好きですよ……うん
「俺は君の事が好きだよ」
そう言って嘘喰いは笑顔で僕の事を見つめる。
でもその目はこれっぽっちも笑っていない。
「本当に僕の事を愛しているの?」
「もちろん。そうじゃなかったら、こうして敵対関係である君と付き合うわけないでしょ?」
それだけ愛が重いに気付かないかなぁ?ととぼけたように言う。
その言葉に重さはこれっぽっちもない。
「なら、僕の事を抱きしめてくれる?」
「いいよ、仰せのままに」
そう言って僕より華奢な体が僕の体を包んでくれる
その体はこれっぽっちも温かみがない。
「ねぇ、貘さん」
「……どうしたの?」
彼の名前を呼んだら、ほんの少しだけ、その体と言葉が温かくて優しいものになった。
「僕の名前を、どうして呼んでくれないの?」
その瞬間にまた冷え切ったものに変わる。
「ん~?馴れ馴れしく呼んじゃったら賭郎の人がうるさいからだよ」
「僕は気にしないし、皆にも言い聞かせるから名前で呼んでよ」
「そのうちにね」
本当は違うくせに
僕であり、僕じゃない《ハル》が好きだからこうして僕を束縛しているくせに
それなのに彼は僕に愛情のひと欠片すらくれない
気づいている事に気づいているくせに、こうして愛する真似なんて滑稽な事じゃないのかな?
「本当に大好きだよ」
あぁでも、本当に滑稽で哀れなのは
「僕も大好きだよ、貘さん」
少しでも彼の理想に近づこうと、その束縛を許している僕だろうね
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