忍者ブログ
柚の樹と螢

柚の樹と螢

pixivに載せていた嘘/喰/い同人二次創作作品置き場 不定期に増えます よくツイッターで呟いていた妄想を書いております
[25]  [24]  [23]  [22]  [21]  [20]  [19]  [18]  [17]  [16]  [15
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ガッツリ男子弥鱈を書いてみたくなりました。
何か弥巳風


拍手[1回]







「……でよぉ、ひどくねぇか!?」
「はいはい」

少しは私の気持ちを考えてください、巳虎さん。

「おい、本当に聞いてんのかよ!?」
「聞いていますよ。それで、彼女さんがどうなさったんですか?」
「本当に信じられないんだぞ!?せっかく人が休み作ってやったってのに……」

そう言って持っている缶ビールをあおる巳虎さん。
そろそろやめた方が、って言っても今の巳虎さんは聞かないでしょうね、自棄酒ですし。

「……でよ、あいつドタキャンしたんだぞ!?本当に信じらんねぇ!!」
「それは確かに酷いですね」
「だろ!?」

私が相槌を打てば、巳虎さんはもっと勢います。
逆に相槌打たなかったら怒られるから、結構大変なんですよねタイミング。

「……あ゛~、人が休み作ってやったってのに、バカヤロー……」

酔いが回ってきたのか、巳虎さんは寝転がった。
そのせいで服が乱れて、ちょっとだけ足とか腹が見えている。
……本当に、やめてほしい。
私にだって理性の限界があるんですけど。
でも、巳虎さんはそんな私の考えなんておかまいなしに、フローリングの冷たさを楽しんでいるみたいだ。

「ベッド貸しますからそちらで寝てください」
「あ~……」

そう言ってトロンとした瞳で私を見る。

「何か?」
「悠助は優しいよなぁ~。こうやって転がり込んでも文句言わねえし」
「そうですか?」
「うん、優しい。超優しい」
「……」

あぁ、もうこれ以上は言わないでください。
こっちは我慢の限界があるんですから。
 



「あ~あ、悠助みたいな奴が恋人だったらいいのになぁ!!」

……さよなら、俺の理性。

「ん~?悠助、どうした?」
「ベッドに行きましょう」
「何で~?」
「巳虎さんがいけないんですよ」
「?」

巳虎さんを寝室のベッドに誘導して、その上に覆いかぶさる。
俺の様子がおかしいと思ったのか、巳虎さんが不安そうな顔で俺を見上げた。

……あぁ、ゾクゾクする。

「ちょっ、ゆうす……」

何か言いかけている唇をふさいで、ニヤリと笑ってみせた。

「巳虎さんから誘ってきたんですよ?」


ごめんなさい、会ったこともない巳虎さんの彼女さん。
今から巳虎さんを美味しくいただきます。
PR
この記事にコメントする
お名前:
タイトル:
文字色:
メールアドレス:
URL:
コメント:
パスワード:   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
柚樹 螢
HP:
性別:
女性
自己紹介:
撻器さんと長の組み合わせが大好物な腐女子です
妄想をいただけると勝手に書いていることもあります

何かありましたらご連絡を
最新記事
リンク
P R
Powerd by NINJAブログ / Designed by SUSH
Copyright © 柚の樹と螢 All Rights Reserved.
忍者ブログ [PR]