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柚の樹と螢

柚の樹と螢

pixivに載せていた嘘/喰/い同人二次創作作品置き場 不定期に増えます よくツイッターで呟いていた妄想を書いております
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頬毛が敏感な話は一回書いてってこうさんが命令してきたので(とある方にハンドサインを貰ったので)、それじゃぁ書こうじゃないか!!ってやりましたが撃沈しました←
え?本音と建前が逆?……んなこたぁ無いですよ!!
かなりヌルイ感じの撻長……長撻?よく分かんない感じです。
そして、とあるこうさん!!こんな話じゃ満足しないでしょう!?頼む人を間違えてはいけないって教訓ですぜ!!←



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「触るな」

匠が撻器の手を叩いた。

「いたっ。少し位いいじゃないか」
「前から嫌だと言っているのを知っているだろ?触るな」

匠は顔を触られるのを嫌う。
また触れようとするのなら今度は骨を折られかねない、と撻器は叩かれた手を引っ込めた。

「しかし匠の肌はスベスベしてそうだから触りたいんだ」
「別に腕でもいいだろう?」
「ほっぺたを触りたいんだ。スベスベしていて柔らかそうだよな」
「別にそんな事はない」
「それを確かめる為にも触らせろー!!」
「ぅわっ!!!!」

がばっ、と押し倒すと素早く両足を匠の両腕に乗せる。
蹴りを背中に入れられて痛いが、この状態なら手によって阻まれる事が無い、と撻器はにんまり笑う。

「さーて、触らせてもらうぞ。……お、やはりスベスベだな」

頬を撫でれば想像通りの触り心地である。

「もういいだろ。満足したか?」
「んー。一番気になっていた所を触ってない」

そう言って頬毛へと手を伸ばすと、匠が噛みつこうとしてきた。

「おわ!?」
「触るな」
「え?……ん?何かあるのか?」
「いいから触るな!!」

そう言って顔をそらせ、抵抗する力が強くなる。
しかし、匠が抵抗すればするほど撻器の中の好奇心が膨らんでくる。
そらした顔を左手で顎を掴み無理やり戻すと、空いた右手で左頬毛に触った。

「……っ」
「…………え?」

ビクリ、と体を跳ねらせた匠の動きに、撻器は目を丸くさせる。
もう一度触れてみれば、また体が少し跳ねた。

「もしかして……ここが性感帯でもあるのか?」
「さわ……るな……!!」
「いやぁ、だから触られるのが嫌だったのか。しかし意外だな。頬毛でこうも感じると、日常生活に支障があるんじゃないのか?」

意地の悪い笑顔を浮かべて、何度も頬毛を撫でる。
その度に匠は体を少しだけ跳ねらせ、抵抗する力が少しずつ弱まってきた。

「意外な弱点があるもんだな」
「……あぁ、そうだな」
「ん?」
「本当に……自分でも嫌になる、な!!」

抵抗する力が弱まったことに油断していたせいか、上体を起こしてきた匠の行動に反応できず、そのまま押し倒され返される。

「よくもまぁ人の事を好き勝手にやってくれたなぁ?お前のせいで今最高に機嫌が悪い。……何をすればいいのか分かる、よな?」
「ぐ、ぐは……」

これはヤバい、と撻器の脳内で警鐘がなった。
しかし

(今度からこうすれば匠はノってくれるのか)

と、目の前でネクタイを緩める匠を見て思った。
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柚樹 螢
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女性
自己紹介:
撻器さんと長の組み合わせが大好物な腐女子です
妄想をいただけると勝手に書いていることもあります

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