柚の樹と螢
柚の樹と螢
pixivに載せていた嘘/喰/い同人二次創作作品置き場
不定期に増えます
よくツイッターで呟いていた妄想を書いております
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ぼくのお父さん はちな なおき
ぼくのお父さんは、いつもいそがしい人です。
ぼくがねている時に会社に行ったり会社からかえってきたりしています。
だからぼくはお父さんといっしょにいる時間はあまりありませんが、おじいちゃんがいるからおじいちゃんがぼくのお父さん代わりになっています。
お父さんがお仕事がたいへんなのは人のためになる事をしているから、しかたがないです。
でも、やっぱりぼくが起きた時にお父さんが家にいないのはさびしいです。
お父さんはいそがしい人ですが、ぼくにとってはすごくいいお父さんです。
ぼくが起きている時にかえってくると、いつもぼくの事とか学校の事をいっぱい聞いてくれます。
だからぼくは休みの前の日はいつも夜おそくまで起きていて、おじいちゃんに「夜ふかしはいけません」とおこられてしまいます。
でもお父さんは「おれのために起きていてくれたのか」と言ってうれしそうに笑ってくれます。
休みがいっしょの日があればいつもお仕事で大変なのに、お出かけしたり本を読んでくれたり、ぼくのためにいっぱい遊んでくれます。
お父さんがお仕事をがんばっているのに僕はワガママを言っちゃいけないですが、お父さんと一緒にいれて本当にうれしいからワガママばっかり言ってしまいます。
それでもお父さんはイヤな顔しないでいっぱいワガママを聞いてくれます。
ぼくのお母さんはぼくが小さいころに死んでしまいました。
お母さんがいないのにお父さんだけで育てるのはたいへんだと思います。
それでもお父さんは会社のみんなの手を借りて、ぼくの事を育ててくれました。
お仕事がいそがしくても、いつもぼくの事をいっぱい考えてくれていているお父さんがぼくは大好きです。
だからぼくはしょうらいお父さんみたいな立派な人になりたいです。
お父さんがみとめてくれるような立派な人になって、今どはぼくがお父さんのワガママをいっぱい聞きたいです。
お父さんに長生きをしてもらって、お父さんがやりたいことをいっぱいやらせてあげるのが僕のゆめです。
「……何読んでいるの?父さん?」
「ん?創一の昔書いた作文」
「な、何でそんなの持っているの!?返して!!」
「ぐはぁ!!創一でも焦るんだな」
そう言って撻器はタイヤ靴を利用して逃げる。
創一も慌てて追いかけるが、その距離は縮まる事がない。
「創一、お前は作文通りの事をやってくれていて父さん嬉しいぞ!!」
「喜んでもらえて嬉しいけど返してよ!!」
「ぐはぁ!!」
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