柚の樹と螢
柚の樹と螢
pixivに載せていた嘘/喰/い同人二次創作作品置き場
不定期に増えます
よくツイッターで呟いていた妄想を書いております
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甘い長撻長を書くって約束したから書く!!って事でまたお題ったーさんに頼ったものです
分かっているのに聞く撻器さんとちょっと不貞腐れる匠さん……だったはずなのになぁ(遠い目)
何か匠さんがアホの子になってしまいましたギャフン
分かっているのに聞く撻器さんとちょっと不貞腐れる匠さん……だったはずなのになぁ(遠い目)
何か匠さんがアホの子になってしまいましたギャフン
常に無表情、と言われている匠は分かりやすい。
「匠、ホビロン食べるか?」
「食べる」
そう言って渡してみれば嬉しそうな顔。
気を許した相手以外には無表情のようで、本当は表情をコロコロ変えるような奴だ。
「美味いか?」
「美味い」
「もっと食べる?」
「食べたい」
「だーめ。また三鷹に怒られるぞ?」
「……」
コロコロ変わる奴だから、幸せそうに食べていたのにすぐ不機嫌そのものになる。
「イジワルする奴は嫌いだ」
と言ってそっぽ向かれた。
「イジワルじゃなくて、三鷹との約束でもあるんだろ?」
「……そうだ」
「なら守らなくちゃ」
「…………でも、撻器と約束はしていないから、撻器が黙っていたら問題ない」
「バレたら俺まで怒られるだろ」
「2人の内緒にしていれば問題ない」
くれないとこのまま嫌いになる、と匠はそっぽ向いたままだ。
そんな匠がかわいくて、ついつい甘やかしてしまう自覚はある。
しかし今回はちょっと意地悪してやろう
「……じゃぁ、俺も匠の事嫌いになろうかなぁ」
「!?」
目を見開きこっちに向き直った。
そしてすぐに涙目になる。
「撻器は私の事を嫌いになるのか……?」
「匠が俺の事嫌い、って言うならなぁ。匠は俺の事、好き?」
「……」
言葉に詰まっているのは、意外と負けず嫌いな性分のせいだろうか。
ここで好きと言ってしまえば負けるとでも考えてしまう匠があまりにも幼くて、可愛い。
「匠、俺の事嫌い?」
「……分かっているくせに」
「はっきりと言葉か態度で教えてもらわないと分からないな」
わざとらしく言ってみれば匠が抱きついてきた。
顔もすり寄らせてくる、頬毛がちょっとだけくすぐったいけど、匠が甘えてくるのは珍しいのでそのままにしておく。
「……これが答えだ」
「相変わらず言ってくれないんだな」
「態度で分かるだろ」
「言葉で言ってもらえるのも嬉しいんだぞ~?」
最後の一押しを言ってしまえば、後はもう簡単。
「…………好きに決まっているだろ」
俺を嫌いになるまで、こんな表情を見せてくれるのは、きっと俺にだけ
「匠、ホビロン食べるか?」
「食べる」
そう言って渡してみれば嬉しそうな顔。
気を許した相手以外には無表情のようで、本当は表情をコロコロ変えるような奴だ。
「美味いか?」
「美味い」
「もっと食べる?」
「食べたい」
「だーめ。また三鷹に怒られるぞ?」
「……」
コロコロ変わる奴だから、幸せそうに食べていたのにすぐ不機嫌そのものになる。
「イジワルする奴は嫌いだ」
と言ってそっぽ向かれた。
「イジワルじゃなくて、三鷹との約束でもあるんだろ?」
「……そうだ」
「なら守らなくちゃ」
「…………でも、撻器と約束はしていないから、撻器が黙っていたら問題ない」
「バレたら俺まで怒られるだろ」
「2人の内緒にしていれば問題ない」
くれないとこのまま嫌いになる、と匠はそっぽ向いたままだ。
そんな匠がかわいくて、ついつい甘やかしてしまう自覚はある。
しかし今回はちょっと意地悪してやろう
「……じゃぁ、俺も匠の事嫌いになろうかなぁ」
「!?」
目を見開きこっちに向き直った。
そしてすぐに涙目になる。
「撻器は私の事を嫌いになるのか……?」
「匠が俺の事嫌い、って言うならなぁ。匠は俺の事、好き?」
「……」
言葉に詰まっているのは、意外と負けず嫌いな性分のせいだろうか。
ここで好きと言ってしまえば負けるとでも考えてしまう匠があまりにも幼くて、可愛い。
「匠、俺の事嫌い?」
「……分かっているくせに」
「はっきりと言葉か態度で教えてもらわないと分からないな」
わざとらしく言ってみれば匠が抱きついてきた。
顔もすり寄らせてくる、頬毛がちょっとだけくすぐったいけど、匠が甘えてくるのは珍しいのでそのままにしておく。
「……これが答えだ」
「相変わらず言ってくれないんだな」
「態度で分かるだろ」
「言葉で言ってもらえるのも嬉しいんだぞ~?」
最後の一押しを言ってしまえば、後はもう簡単。
「…………好きに決まっているだろ」
俺を嫌いになるまで、こんな表情を見せてくれるのは、きっと俺にだけ
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